最近よく聞くフルーツダイエットですが、効果的なフルーツダイエットの行い方を皆様はご存知でしょうか?
始めてみたいけれど、食べるタイミングやおすすめのフルーツが分からない、という方も多いのではないでしょうか。
今回は、フルーツダイエットをする際に注意しなければならない糖質が高いフルーツと食べやすい糖質が低いフルーツをご紹介します。
また、効果的なフルーツダイエットの仕方もお話ししますので参考にして頂けたら嬉しいです。
■糖質とカロリーの違い
フルーツダイエットをする上で知っておいて頂きたいのは糖質とカロリーの違いです。
糖質が低いとカロリーも低い、またカロリーが低ければ糖質も低いとお考えの方もいると思いますが、確実にそうとは限りません。
○カロリー
カロリーとは水1ミリリットルの温度を1度あげるのに必要なエネルギーのことです。炭水化物・タンパク質・脂質の3種類がこのカロリーを持っています。
人は食物からカロリー(エネルギー)を摂取して、生きていくうえでの活動としてカロリー(エネルギー)を消費しています。そのため、ダイエットの時は摂取カロリーを消費カロリーより少なくしよう、ということになるのです。
○糖質
糖質というと今回お話しするフルーツやお菓子など甘いものに含まれているイメージがあります。しかし、糖質はご飯、パンなどにも多く含まれています。
糖質を摂ると人はまずエネルギーとして燃焼させようとします。もし糖質からのエネルギーでは足りない、という時には、体内の中性脂肪を燃焼させエネルギーを作ります。
つまり、糖質が体内に有り余ってしまっている(糖質をとりすぎている)と、脂肪燃焼をしにくい体・脂肪を蓄えやすい体になってしまうのです。
○大きな違い
カロリーも糖質も人にとってはとても大切なエネルギー・栄養です。
しかしながら、カロリーは消費しようと思えばすぐに消費出来るのと異なり、糖質は直接肥満へとつながってしまう可能性がとても多いというのが事実です。
このような事からフルーツダイエットをする際もカロリーと糖質の両方をよく調べて、食べるフルーツの量を考えることをおすすめします。
■それぞれのフルーツのカロリーや糖質について
フルーツには、糖質の中でも果糖やブドウ糖、ショ糖などが多く含まれています。これだけを聞くとフルーツを食べたら太るのでは、と考えがちです。しかし、糖質は多少高いけれど適切な分量を食べればダイエットの助けになるフルーツもたくさんあります。
糖質が高いフルーツ、糖質は高いけれど痩せやすいフルーツ、糖質が低いフルーツを順番にご紹介します。
○糖質が高いフルーツ
・バナナ
便秘とむくみの相談を受けました。
ビールを飲む→むくみを解消してスッキリしたい→朝食をとらない→食べると太るので怖いから→食べないと便秘になる
アドバイス!
【朝食にバナナはいかがですか?】
食物繊維がたっぷりのバナナは朝食にぴったり、便通を良くして余計な水分や脂肪を排出します。 pic.twitter.com/ksHHbm6ASJ
— 土屋さん@山形県東根市 土屋薬局 (@tutiyak) 2018年6月30日
糖質:約30グラム
カロリー:1本あたり約100キロカロリー
適切な量:1日1本であれば太りませんが、2本ですと少し多いです。
バナナの良いところ:脂肪の燃焼を助ける、お通じが良くなる、むくみにくくなる
・梨
夏から秋が旬の「梨」
みずみずしくて美味しいですよね♪梨にはたくさんの美容成分が含まれていて
・ペントザン=肌の調子を良くする
・カリウム=むくみをとる
・フィシン=消化を促進
などの効果があるみたい!カロリーもバナナの半分くらいしかないので
ダイエット中にもオススメです♡ pic.twitter.com/0Qe2TmHLJl— メンソレータム公式アカウント (@mentholatum_cp) 2018年8月22日
糖質:約30グラム
カロリー:1個あたり約130キロカロリー
適切な量:1日2個までにしておきましょう。
梨の良いところ:お通じが良くなる、むくみにくくなる、脂肪の分解を助ける
・グレープフルーツ
糖質:約30グラム
カロリー:1個あたり約120キロカロリー
適切な量:1日2個までにしておきましょう。
グレープフルーツの良いところ:代謝をあげてくれる、食欲を抑えてくれる、リラックス効果がある
・柿
糖質:約30グラム
カロリー:1個あたり約140キロカロリー
適切な量:1日2個までにしておきましょう。
柿のよいところ:代謝がよくなる、むくみが解消される
■糖質は高いが痩せやすいフルーツ
・りんご
糖質:約30グラム
カロリー:約160キロカロリー
りんごのダイエット効果:便秘の改善と予防、脂肪の燃焼をあげる
りんごは、糖分が多いのですがその糖分の中でも「果糖」が多く含まれています。
果糖は、血糖値が急激にあがることがないため糖分の中でも太りにくいとされているのです。
その上、カロリーも低いのでおすすめのフルーツです。
・すいか
今日は #スイカの日
すいかって、意外と健康美容によいんですよhttps://t.co/w4TwMBsdXE pic.twitter.com/cytAkEDfwc— 青汁のいろは (@Aojiru_no_iroha) 2018年7月27日
糖質:1かけらで約20グラム
カロリー:約80キロカロリー
すいかのダイエット効果:むくみの防止・解消、新陳代謝の改善
すいかは、水分がたくさん含まれているため満腹感が味わえるのでおすすめのフルーツです。
また、カロリーも低いので1かけらであれば問題なく食べられます。
■効果毎の糖質が低いフルーツ
○疲労回復と美白効果
・いちご ・レモン
カラダ美人はフルーツがお好き❤︎
フルーツは健康に良いだけではなく、ダイエットに有効な代謝を高めて脂肪を燃焼させる成分や、お通じを良くしたり、毒素を排出する成分がたっぷり入ったダイエットフード!
ビタミンたっぷりのいちごやキウイがオススメ pic.twitter.com/QpWOcwC70V
— 美容の豆知識 (@ggkmmo) 2018年8月24日
○美白とお通じ改善
・みかん
めっちゃ綺麗~😍😍
夜食のみかん~😁#ダイエット #いいねした人全員フォローする pic.twitter.com/uMCN9chP5K— 🌻コアラのマーチ🌻 (@buhibuhi0114) 2018年8月22日
○美白とお通じ改善、むくみ解消と予防
・キウイ
■フルーツダイエットの注意点
○冷やしすぎない
常温保管できるフルーツは出来る限り常温で食べましょう。
冷えているフルーツを食べることはお腹や体全体の冷えに繋がります。
○加工されていないものを食べる
缶詰めなどに入っているフルーツは、管理も楽ですしついつい選んでしまいがちですよね。ドライフルーツも同じく持ち歩きもしやすいので人気があります。
しかし、加工されているフルーツはたいてい砂糖が加えられていることが多いのが事実です。
出来る限り生のまま食べましょう。
■フルーツを摂るおすすめのタイミングと食べ方
フルーツを摂るのは朝が一番おすすめです。
フルーツがダイエットにおすすめされている理由は、豊富な栄養素だけではありません。
フルーツはすぐにエネルギーになる上、胃腸の働きを促進する働きがあります。
人は1日のうちの朝4時からお昼の12時までが排泄の時間とされています。
朝にフルーツを食べることにより、寝ている間に使ったエネルギーを摂取するだけでなく、体の排泄の働きのお手伝いもしてくれるます。
また、出来れば皮も一緒に食べましょう。
リンゴなどの皮には多くの栄養が含まれています。
しかし、農薬などが残っている可能性もありますので無農薬のものなどを食べるのが一番おすすめです。
■まとめ
今回は、糖質が高いフルーツと低いフルーツをご紹介しました。
糖質が多少多くてもダイエット向きのフルーツがあるなど、フルーツはそれぞれの特徴や効果が違います。
ご自分のお悩みや実行しているダイエットの内容を考えながら選んでみると良いと思います。
適量を美味しく食べてフルーツをダイエットの味方にしてください!