ダイエット中なのに、どうしてもお酒がやめられない!そんな人の救世主が「ハイボール」です。
ビールや日本酒・ワインやチューハイは「太りやすいお酒」といわれていますが、ハイボールならダイエット中に飲んでも大丈夫でなんですよ!知っていましたか?
そこで、ハイボールがダイエット向きのお酒である理由をご紹介します。
ハイボールとは?
ハイボールは、ビール・日本酒といったお酒の種類ではなくて、ウイスキーをソーダで割ったカクテルのことを指します。ウイスキーをソーダで割ったものが基本になりますが、市販で売られている缶酎ハイの中には焼酎ハイボールの種類もあります。
氷を入れてキンと冷やしたハイボールは、ウイスキーのコクや味わいを際立たせてくれます。
炭酸が入っているので油っこい料理とも合わせやすく、ウイスキーは苦手という人でもハイボールなら飲めるという人が多いですよ。
ハイボールの作り方は、
ウイスキー:ソーダ=1:3~4
で割ります。
マドラーで混ぜますが、混ぜすぎたり、炭酸とウイスキーの温度差があると炭酸が抜けてしまいますので優しく混ぜましょう。
事前にグラスに氷を入れておいて冷やしておくとさらに美味しくなりますよ。
ハイボールが太りにくい理由
ハイボールがダイエット向きだといわれている理由は、ウイスキーが「蒸留酒」だからです。
お酒は、大きく分けると醸造酒と蒸留酒の2種類の製法があります。
- 醸造酒・・原料を発酵させたもの。糖分が含まれている。
- 蒸留酒・・醸造酒を蒸留してアルコールと香味成分を抽出したもの。
醸造酒の原料を発酵させると、アルコールと糖が生成されます。糖分はそのままお酒の中に残っているのが特徴です。
それに比べて蒸留酒は、醸造酒を蒸留して糖分を抜いているので太りにくいのが特徴です。
その分、アルコールが凝縮されているので度数が高いですよ。
ハイボールは低カロリー
ハイボールはコップ1杯(350ml)で約50mlと低カロリー。
ビール350mlあたりのカロリーは約150kcalですから、ビールと比較すると1/3もカロリーがカットできるんですね。
ハイボールは、ウイスキーをカロリーが無い炭酸水で割ったカクテルです。
カロリーが低いウイスキーをさらに薄めるのため、カロリーが低くなります。
ハイボールは糖質0g
ハイボールの原料のウイスキー自体が糖質が含まれていない蒸留酒なので、糖分が含まれていない炭酸水で割ったハイボールの糖質も0gになります。
糖質は、100gほどなら肝臓に蓄積できる仕組みになっています。100gの糖質量を超えてしまうと糖質は脂肪になるので注意!
ハイボールだけを飲んでいれば脂肪が付くということはありませんが、アルコールを分解するには糖質が必要です。
低糖質のおつまみを食べながら飲むのが理想ですね。
ダイエット中のハイボールの飲み方
低カロリーで糖質0のハイボールですが、間違った飲み方をすると体に脂肪が蓄積する原因に。
ダイエット中におすすめのハイボールの飲み方のコツを4つご紹介します。
ハイボールの飲み過ぎはダイエットの妨げに
「太らないお酒」の代表格とされるハイボールですが、量を飲み過ぎるのは厳禁です。
アルコールは「エンプティエネルギー」といわれていて、アルコールのエネルギーが体内で使われることはありません。
体内にアルコールが入ると、肝臓では最優先でアルコールの分解を始めます。
本来ならば、糖質制限をして肝臓に体脂肪を使ってもらいたいところですが、アルコールのせいでこの働きが止まってしまうのです。
アルコールが分解される速さは、アルコール度数が高くなるほど遅くなる傾向があるので、アルコール度数7%のハイボール350mlは2杯までにしておきましょうね。
おつまみは高たんぱく低カロリーのものをチョイス
低カロリーなものがダイエット中のおつまみに良いことが想像がつきますが、高たんぱくなつまみを食べると太りにくくなるのはなぜでしょうか?
それは、肝臓でアルコールを分解してくれる酵素の原料にたんぱく質が使われるからです。
高たんぱく低カロリーのおつまみでおすすめなのは、
- 豆腐
- 枝豆
- するめ
- 納豆
- サバ缶
などです。
ついついスナック菓子などをおつまみにしてしまいがちですが、意識してったんぱく質を食べることで肝臓でのアルコールの分解速度を速めてくれますよ。
ジンジャエールやコーラで割らないこと
糖質が少ないハイボールですが、それは糖質0の炭酸水で割っているからです。
炭酸水で割ると350mあたり50kcalですが、糖分がたっぷり入ったジンジャエールやコーラで割ったら当然ながら糖質やカロリーがアップします!
ハイボールは、必ず糖質が入っていない炭酸水で作りましょうね。
まとめ
糖質0のハイボールは、ダイエット中の人の強い味方です!ビールが大好きな人は、ハイボールにするだけでカロリーが1/3に抑えることができますよ。
シュワシュワ!とした刺激があるので、料理との相性も抜群。
次の飲み会では、ぜひハイボールを注文してみて下さいね。
ハイボールも、飲み過ぎは太る原因になります。
枝豆やするめなどの高たんぱくで低カロリーなおつまみと一緒に適量を楽しみましょう。